再流行の予感!ドライブインシアターの魅力を徹底解説

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2020年8月1日(土)・2日(日)に「ドライブインシアターinラグーナテンボス」が開催されました。東海地区最大級の規模を誇るドライブインシアターで「家族みんなで。大切な人と。コロナ禍での最大限の思い出作り」と銘打たれたこのイベントは開催前から注目を集め、大盛況のうちに幕を閉じました。

「三密を防ぐ」や「ソーシャルディスタンスを保つ」など、新しい生活様式が求められている今、安心して楽しめる娯楽としてドライブインシアターが再注目されています。今回はこのイベントを振り返りながら、ドライブインシアターの魅力について詳しく紹介していきます。

ドライブインシアターinラグーナテンボス

会場:ラグーナテンボス フェスティバルマーケット南駐車場(100台収容)

開催日:2020年8月1日(土)・2日(日)

時間: 19:30~/22:00~

参加費:車1台3,500円(税込み)

上映内容:「スパイダーマン」「LALALAND」

ラグーナテンボスの観覧車脇にある無機質なコンクリートの駐車場が、ドライブインシアターの会場に大変身!大きなスクリーンとその下に敷かれたレッドカーペットが特別感を演出します。上映が始まる頃には日が落ち始め、観覧車のイルミネーションに照らされた会場はさらにロマンチックな空間に。車内というプライベートな空間ながら、窓を開ければ感じられる気持ちの良い潮風が、ここが海沿いであることを思い出させます。映画の内容はもちろん、その雰囲気までも存分に楽しめるイベントになりました。

今回のイベントで上映された映画は「スパイダーマン」と「LALALAND」の2作品。どちらも日本では2017年に公開された人気作です。公開当初から話題性のあった作品のため、映画館やDVDで鑑賞された方も多いはず。実際に今回のイベントに参加された方の中にも「この作品を見たことがある」という方が多くいらっしゃいました。 「一度見た映画を、もう一度見たくなる」のは、もちろんその作品自体が魅力的だからです。しかし今回の場合は「ドライブインシアターだから、もう一度見てみたくなった」という理由の方も多いのではないでしょうか。ここからは映画館とはちょっと違う、ドライブインシアターならではの魅力について探っていきましょう。

ドライブインシアターとは

ドライブインシアターとは、駐車場などに大きな野外スクリーンを設置し、そのスクリーンに映し出される映画を車の中で鑑賞する方法。音響に関してはFMラジオを使用して、カーステレオから音を流すケースが多いです。

ドライブインシアターはソーシャルディスタンスを保ちながらも楽しめる娯楽として、今注目を集めています。現在、常設の施設はないものの、コロナ禍の人々を勇気づけるツールとしてニーズが高まっており、全国各地でドライブインシアターのイベントが催されています。

ドライブインシアターの歴史

1950~1960年代にアメリカで娯楽として定着したドライブインシアター。そのため、その頃のアメリカを舞台にした映画にはドライブインシアターの描写も多くみられます。カップルのデートや、ショッピング帰りの家族などが気軽に行ける施設として人気を集めました。

そうした文化は海を渡り1990年頃には日本でも一大ムーブとなりました。しかしその後、郊外型複合映画館の進出やレンタルビデオの普及、さらにはアイドリング・ストップ推進などに影響され、ピーク時は全国に約20ヶ所あった施設はどんどん数を減らしていきます。2020年10月には最後のドライブインシアターが営業を終了し、日本からドライブインシアターは姿を消してしまいました。

10~20代の方にとっては「新しい」と思われがちなドライブインシアターですが、そうした歴史があるため30代以上の方には「懐かしい」と感じられる方も多いはず。懐かしくて新しい…そんな不思議な感覚も、ドライブインシアターが再注目されている理由なのかもしれません。

映画館とも自宅とも違う…特別な空間

ドライブインシアターの最大の魅力は、映画館の特別感と自宅のプライベート感を同時に楽しめること。例えば映画を見て涙したり、声をあげて笑ったり、時には一緒に歌いたくなってしまうことがあると思います。そんな時、映画館だと人の目が気になりますよね。ドライブインシアターなら車内というプライベートな空間だから、そうした気を遣う必要はなし!そのため、子ども連れのファミリーでも気軽に鑑賞できます。

窓の外を見れば、スクリーンの前に整列して並ぶ車の数々。自宅でのDVD鑑賞では感じられない、多くの人と同じ時間を共有する一体感を得られます。外出自粛で孤独を感じていた現代人にとって、人とのつながりを実感できる時間はとても大切。隔離された空間にいながらも同じ時間を共有できるドライブインシアターは、コロナ禍でも安心して楽しむことのできる今の時代に合った娯楽といえるでしょう。

ラジオ音や自然の照明で、ノスタルジーな雰囲気に

ドライブインシアターの音響はカーステレオから流れるFMラジオ。決して良い音響設備とはいえません。でもそのノイズまじりの独特な音こそが、ドライブインシアターの魅力。ちょっとレトロなその音が、ノスタルジックな雰囲気を演出します。

さらにドライブインシアターのイベントは、スクリーンに映る映像がしっかり見えるように、辺りが暗くなった夕暮れ~夜の時間に行われることが多いです。月明かりに照らされた車内はロマンチックな雰囲気に。海沿いや山の中などで開かれるケースも多いので、非日常の雰囲気を味わうことができます。そのためカップルのデートにもおすすめです。

上映時間以外にも、楽しみ方いろいろ

ドライブインシアターの場合、多くは車での移動になるので、会場につくまでのドライブも楽しみのひとつです。ドライブ中に上映される映画のサントラなどをかけてみるのもいいですね。会場に近づくにつれて、ワクワクは最高潮になることでしょう。帰り道では映画の余韻に浸ったり、感想を言い合って盛り上がったりできるので、上映時間以外も存分に楽しむことができます。

また会場には屋台やキッチンカーが出店しているケースも多く、映画と一緒にグルメを楽しむことができるのもドライブインシアターならではの魅力です。映画館のポップコーンとはちょっと違う、特別なグルメに出会えることも!

実際に「ドライブインシアターinラグーナテンボス」にも多くのグルメが集結!映画を見ながら片手で食べられる手羽先やサンドイッチなどはもちろん、バナナジュースやかき氷などのスイーツメニューも充実!もちろん運転手以外の方にはなりますが、ビールやハイボールなどのアルコール類も提供されており、子供から大人まで楽しめるイベントとなりました。

ドライブインシアターを体験するには

「ドライブインシアターに行ってみたい!」と思っても、現在日本に常設の施設がないため、すぐに望みを叶えることはできません。そのため、ドライブインシアターを体験するには、ドライブインシアターのイベントに参加するしか方法はありません。現在、全国各地でドライブインシアターのイベントが開催されているため、まずは情報をチェックするところから始めてみてください。

また「ドライブインシアターinラグーナテンボス」は第二弾の計画も進行中!次回の開催予定は2020年9月18日(金)~22日(火)の5日間。大人気のイベントなので、前売り券をゲットしておいたほうがスムーズです。詳細情報も徐々に公開されていく予定なので、ぜひチェックしてみてください。

ドライブインシアター 東海 オフィシャルサイト
https://native-story.com/drive-in-theater/

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